昭和35年に誕生以来建築積算のパイオニアとして活躍。


昭和35年に誕生した技建工務。建築積算の専門企業のパイオニアとして着実な歩みを続け、確かな実積と信頼を得ています。その活動の範囲は年々拡大し、高層住宅やオフィスビルをはじめ、ホテル等の様々な分野の建造物にまでおよび、官公庁・大手設計事務所・大手ゼネコン各社からの受注を受け、60名のプロフェッショナルが活躍しているのです。

設計意図を数量に、コストに翻訳する。


建築積算の主な業務は、完成した設計図に基づき、建築物を構成する各部分ごとに工事に必要な材料の数量(重量・容積・面積・長さ・個数)を各工事別に詳細に拾いだします。これに各工事単位当りの価格を乗じ、工事科目別・部分別のコストをつかみ、その結果を集積・計算し、建築物全体の工事費を算出することにあります。そのために、まず図面を読むことから始まります。
図面内容にある建具・構造・仕上げを数量に換算するだけではなく、設計意図を金額に翻訳することが私たちの仕事ですから、設計に関するあらゆる情報が必要といっても過言ではありません。図面の基礎知識はもちろん、建具・構造・意匠などにもおよび、統括された設計の知識が欠かせないのです。では、建築のプロジェクト発生から完成までの流れの中で、建築積算の関係をご説明しましょう。
1)基本設計時の概要書作成
プロジェクトの経済性の検討から始まり、設計の各段階にわたって経済的・合理的設計となるためにコストスタデに重点を置いた積算を行ないます。
2)実施設計中のコストチェック
実施設計図書に基づいて、建築に必要な各要素の数量・費用を積算します。
3)設計終了時の数量調書ならびに工事予算書作成
完了した設計図書から、建築物を構成する建具・構造・意匠などの各部材の数量と明細の調書を作成し、プロジェクトに関する工事予算を算出します。
4)契約時における価格折衝
予算100億のプロジェクトという前提で設計が行なわれても、実際に積算するとその予算よりも少なかったり多かったりします。例えば積算したところ110億になり予算をオーバーした場合、発注者が予算オーバーを了承すればいいのですが、予算内に納めようとした場合は設計者に対して私たちから部材の変更や設計変更などのアドバイスを行なうことがあります。
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コンピュータ化も推進。


基となる設計図書の内容や積算期限に関係なく、高い精度が要求されます。また、建築投資を有効に進めるといった観点からも、デザインとコストの調整など、コストコントロール面での役割が高まり、建築積算の複雑高度化も進んでいます。建築積算も建築数量積算基準に従ってコンピュータ化を進め、各自に一台づつ端末を設置して建築積算を行い電算処理した調書をお客様に納品しております。
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